2月拍手 生徒会一同からのお礼 2/3
翔『ん?なんだお前何しにこんな所に来やがっ』
ガン
翔『いってぇ!!!本でひっぱたくな薫!』
薫『馬鹿には丁度いいだろう。それに叩いたのは俺じゃない。』
桃也『私でございますよ。翔様』
翔『な!なんで桃也がこんな所に居やがるんだよ!』
桃也『薫様の頼まれ物をお届けに参りました。それより翔様、せっかく拍手をしてくださったお嬢様に失礼ですよ。
吉良のお家に恥じないようやり直しを・・・。』
薫『(ため息)・・桃也、説教中に悪いんだが、お前は誰だと言う眼差しが突き刺さるんだが?』
桃也『?これは失礼いたしました。自己紹介を致してもよろしいでしょうか?』
薫『好きにしたらいい』
桃也『・・翔様』
翔『うるせぇな!勝手にしろ!』
桃也『では、私(わたくし)は翔様、薫様付きの執事をやるはめになってしまっている。
斉藤桃也(さいとうとうや)と言う者です。年齢は今年29歳になります。あぁ、もちろん男ですよ?』
翔『見ればわかんだろ?』
薫『聖夜さんのこともあるから一応だろ?』
桃也『さすが、薫様。理解を頂き至極光栄です。』
薫『光栄のわりにさっきから皮肉な言い方が多いな?』
桃也『そうですか?』
薫『・・・・』
桃也『・・・・』
薫『・・・もういい。』
翔『つうかメインも出きってないつうのになんで執事ごときがこんな所に居るのかが謎だっつうの』
桃也『おや?大見様のお父上様も出ていますが?』
翔『はぁ!?』
桃也『それよりも馬鹿やってないでお早く、さっぱりすっきりと感謝を述べてください、
お二人とももう就寝時間です。』
薫『・・・どうせ寝ないのわかってるだろう?もういいんじゃないか?』
桃也『形式だけでもやっておけば、お2人が何しようが私には一切関係ありませんからね。』
(この執事にこの双子・・・。)
翔『あ〜!!くそ!拍手には感謝してやる!またこい』
薫『・・・・。』
桃也『・・薫様』
薫『・・・面倒だな・・。』
桃也『・・薫様』
薫『・・・・・・感謝している。』
桃也『はい、よくできました。ではお嬢様方、本日はありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。』